M HOUSE

1968年に建設された壁式RC住宅の増改築です。周辺には工場やアパートが建ち、前面道路は幅員狭いが交通量は多く積極的にオープンにできない周辺環境で、施主が求める開放的な空間をつくるための干渉空間のような増築を考えました。必要面積130㎡に対し既存は105㎡だったので、既存内では更新が難しい、水回り設備が入るDK棟(16㎡)と浴室棟(9㎡)の計25㎡を増築し、設備の軽いリビングと個室を既存内に配置することで合理的な計画としています。